怨霊となったのは誰なのか?
『日本書紀』や他資料、地理的条件、神社の全国分布や由来を紐解くことで怨霊となった古代史上の人物を解き明かし、さらにその殺人者を探る。
これまで日本史についての本を読むことはあまり無かったのだが、入門書としてもミステリーとしても、とても興味深く読めた。
神祇派と崇仏派の関係、「蘇我」という名付け方や神社の分布から組み立てられていく推察はとてもためになるし、面白い。
古代のしきたりについても勉強になった。
大和朝廷についての本を色々読んでからまた読み直したら、もっと面白くなりそう。
3年前に読んだ本とレビュー。
「勉強になった」って書いてあるけど全然覚えてないや…
まあまた読めばいっか。同作者の『ヒルコ』はまだ私には難しかった。
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