この方のツイートが興味深いものばかり。
辿りついた経緯は
荒俣宏『異彩天才伝』
→ 伊藤晴雨
→ 超人のドキッとする絵画 8 横須賀美術館『澁澤龍彦 幻想美術館』続
→ そしてこの絵。
藤野一友(1928〜1980)による「夜」(1954年)。澁澤龍彦に愛された幻想画家。その一方で、中川彩子として風俗誌に拷問画のイラストを発表していました。 pic.twitter.com/Ep3YCJqxan
— Ryuugoku (@Ryuugoku) 2013, 11月 16
この絵!!もう、一目見た瞬間に釘付けになった。
「ドキッとする絵画」 まさにこれだなー。
なんだろうね、このエロさは。
しなだれる頭部の手もいいし、本来の腕が無くフォルムがまとまってるのもいいし、
つやつやした張りのある肉体の上にぐにゃりと伸びた手の影、
これが今にも動き出しそうな雰囲気があるところもいい。
この人プライド高くて全然こっちに興味なさそうなんだけど、
手の影はゆらゆら蠢いて私を誘い出そうとしている、みたいな。そんな感じ。
こちらの大きな画像で見ると、かかとはヒールになってる様子。
しかし…
うへー、大きい画像で見つめすぎるのは危険だな。
なんだこのアンニュイな表情の手は。エロすぎる。
とりあえず指先触らせてほしい。美しい。
藤野一友:
孤高の幻想画家・藤野一友
古本夜話6 中川彩子と藤野一友 - 出版・読書メモランダム
1981/3 美濃村晃 「追悼・中川彩子」 追悼文と拷問絵
藤野一友=中川彩子 - タンカ館 - Yahoo!ブログ
そしてこの絵。
さっきほどじゃないけど、ややドキッとする。
カリーナ・カラスによる「白鳥の歌」(2009年)。アメリカ、シカゴのシュルレアリスト。「集合無意識」をテーマに、幻想と夢を描きます。 pic.twitter.com/ZLuKD907CF
— Ryuugoku (@Ryuugoku) 2014, 7月 27
レメディオス・バロっぽいものも感じるべな。首の上が人外ならなんでもいいんじゃないかと言われそうだが、
うーん……それは少しあるかもしれない。
獣人、映画泥棒、ストリッパーロボットも好き。
調べてみたらこういうキャラが好きなことを「異形頭フェチ」と言うらしい。
でも異形なら何でも好きってわけじゃないしなあ。
あと、頭がないのも面白かった。
> 斬新かつ不可思議!頭部だけすっぽり消えてなくなってしまった写真作品
ヴォイニッチを彷彿とさせるようなこんな本も紹介されてた。
ルイジ・セラフィーニ(1949〜)による『コデックス・セラフィニアヌス』(1981年)より。11の章と、2つの節により成り立ち、未知の世界について意味不明な文字で書かれた奇書。著者はイタリアの建築家にして工業デザイナーです。 pic.twitter.com/TiCAOJOtMi
— Ryuugoku (@Ryuugoku) 2014, 7月 28
ルイジ・セラフィーニによる『コデックス・セラフィニアヌス』(1981年)より。奇妙で幻想的な植物、動物、ファッションを描き、ヒエロニムス・ボスの絵とも比較されました。題名は「セラフィーニの本」という意味だと理解されています。 pic.twitter.com/Fifi17SZWe
— Ryuugoku (@Ryuugoku) 2014, 7月 28
ルイジ・セラフィーニによる『コデックス・セラフィニアヌス』(1981年)より。ロラン・バルトやイタロ・カルヴィーノが興味を示し、エッセイを書いています。セラフィーニは本書の他に、フランツ・カフカ『流刑地』のイラストも担当しました。 pic.twitter.com/9UnLqFmoiO
— Ryuugoku (@Ryuugoku) 2014, 7月 28
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