2012-11-18

DQ1の思い出

今週の高モチベ配信は「ディグダグ」のせいかコメントがファミコン雑談になっていた。
「初めて買ったソフトは?」でコンボイの謎を挙げてる人がいたなあ…。

◆ ◆ ◆


私が初めてファミコンを買ってもらったのは小1、2の頃で、
近所のゲーム屋さんに父と行って、ドラクエ1とスーパーマリオブラザーズを買ったんだっけな。

ファミコンのドラクエ1って話しかける方向(東西南北)をいちいち選択したり、
階段もいったん上に乗って「かいだん」コマンドを選ばないと移動できなかった。
今やると面倒だろなー。

だけどタイトル画面はかっこよくて、あのテーマ曲をよく聴いてたよ。

洞窟なんてたいまつがないと真っ暗で何も見えなかった。
あの怖さはリアルだったと思う。

まだ幼かったのもあるだろうけど、
何も見えないから洞窟がどれくらい続くかわかんないし、
敵がどこで来るかもわからないし、
少し歩けば壁に「デゥンデゥン」と当たって本当に嫌になる。

一方父はというと、
その音でたいまつ無しでも壁の位置がわかるので、
わざとぶつかって方眼紙に洞窟の地図を作っていた。

父が使ってた方眼紙はB4くらいでマス目が小さくて、
小さい私の目から見たら大人の仕事道具って感じがした。

だからそれに触れてみたくて、私も協力を申し出、
ひとりが一歩ずつ勇者を歩かせる係、ひとりがマス目に線を描く係に。
手伝うことができて純粋に嬉しかった。

昔はそんなふうに、自分で攻略本を作ってた人も多かったと思う。


◆ ◆ ◆


妹の捨て身の冒険も記憶に残ってるなあ。

当時私はしっかりレベル上げして、
装備も街で最強のを揃えて次に行く堅実タイプで、
それが普通だと思っていた。

ところが妹は、突然何を思ったか、
スタートしてすぐ最初のラダトーム城を出て、
ルートを無視してずんずん荒野を歩いて行く。

スライムに会っても逃げ、
ドラキー、ゴースト、まほうつかい、
とにかく逃げに逃げまくって、さらに東へ。

そしてとうとう、普通ならレベル5~6は必要な「イムルの村」付近までたどり着き、レベル1でメイジドラキーとタイマンして敗れるという偉業(?)をやってのけたのだった。

ふたりで爆笑したっけ。

◆ ◆ ◆


あとは有名なトラウマ話。

最終決戦前、りゅうおうに「世界の半分をやろう」と誘われるシーンがあるのだが、興味本位で1回だけ「はい」と答えたことがある。

そしたら画面が赤く凍りついて、
そのまま動かなくなって、
世界が終わった。

「わたしが、わたしがはいって押したから…。なんてことをしてしまったんだ…」と、当時は本気で罪の深さにおののいた。

これでもう悪いことはしないようにしようと決意した人は多いのではなかろうか。



▼小学3年生くらいの頃に描いた、「ドラクエ大図かん」なるものが出てきた!
 いろいろと笑ってしまう。



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子供の頃のヒーロー



ファミコンのニュースブログ「ファミコンのネタ!!」で紹介していただきました。
ありがとうございました!

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